D500 のノイズ処理とシャープネス処理ですが、私的にはちょっと不満があるのです。

まずはノイズ処理について。


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【高部みずべ公園】 NIKON D500 / AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II / F11・1/640 / ISO1600 / JPEG ※DX1.3クロップ


上の写真は、NEUTRALをベースにカスタマイズしたピクチャーコントロールで撮ったJPEG画像で、後処理でコントラストを上げました。
ISO感度は1600。今どきのカメラなら、楽勝であって欲しい感度です。
そして、高感度ノイズ低減は「標準」に設定してあります。

4メートル強という近距離のせいもありますが、全体的にはレンズの良さが光る写りだと思います。
ノイズに関しても、一見すると綺麗に処理されているように見えます。

次に、この画像を拡大したものをお見せします。


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う~ん、微妙なり。羽根の細かなディーテイルが見られません。
まぁ、もしかしたら、この部分は被写界深度から外れたせいで、ボケているのかも知れませんね・・・

いやいや、これはノイズ低減処理が効き過ぎているのです。

次に上げるのは、私がRAWから現像した写真です。
シャープネスも掛けていますが、常識的な範囲内です。


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いかがでしょうか?
JPEGに比べてノイズは多いものの、羽根の詳細がちゃんと見えているでしょ?

どちらが好みかは人によって、また被写体によって違うでしょうが、少なくとも鳥を撮る人には、RAW現像をお勧めしますね~。
もっとも、まだノイズ低減を「少なめ」に設定して撮っていないので、今度試してみるつもりです。

あ、一つお断りを。
JPEGの方は歪み補正を切ってありますが、RAW現像時にはレンズプロファイルを当てているので、二つの写真では歪みの出方が違っています。


続いて、シャープネスの方を。


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【高部みずべ公園】 NIKON D500 / AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II / F8・1/640 / ISO400 / JPEG

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この写真は、VIVIDのコントラストや明瞭度、彩度を下げて撮った写真です。
後処理で少し明るくしています。
ISO400で撮ったので、ノイズ処理は無視してよろしいかと思います。
こちらの写真も、一見して解像感が高く、目玉の描写なんてちょっと怖いくらいによく写っています。

それでは、RAW現像したものを。


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いかがでしょうか?

RAWベースの方が線が細く、きめ細かく解像していることがお分かりでしょうか。
JPEGの方は、かなり線が太いのです。

この辺り、ピクチャーコントロールなどの設定にもよるでしょうから、一概に断定はできませんが、先のノイズ処理のことも考えると、解像度が欲しい画像では、やはりRAW現像をした方が良さそうです。



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【山原】 NIKON D500 / AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II / F8・1/1600 / ISO1100 / RAW


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【能島】 NIKON D500 / AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E II / F8・1/1600 / ISO320 / RAW ※DX1.3クロップ


今までちょうど一ヶ月 D500 を使ってきて、露出がイマイチ納得できない(純正レンズ装着でも)ことや、画作りがインパクトを重視しすぎているせいで、JPEGを一発で決めるのが難しいとか、時々スリープからの復帰が遅いとか・・・まあ、色々出てきています。

D500 は良いカメラだと思いますし、買って良かったとも思っていますが、どうやら使いこなすまでには時間がかかりそうです。