このレンズは恐らく、解像度よりボケ味に重きを置いているからなのでしょう。
花を撮る場合には、それほど解像度は要らないと言うこともありますしね。

ただ、このような写真を撮るには、別にテレコンは要らない訳で、わざわざ画質を悪くする必要はありません。
でも、昆虫を撮るには、テレコンがあった方が圧倒的に撮りやすい。
となると、普段は素の状態で撮っていて、虫を見つけたらテレコンを付ける・・・んな面倒くさいこと、嫌ですよ。
テレコンを付けている間に、虫に逃げられるかもしれないし。


いやはや、困りました。



【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 290mm / F9 AE / ISO280 / RAW


おあつらえ向きに、ヒメウラナミジャノメを見つけました。
F9 に絞って撮りましたが、何と言うか、キッチリした写りに見えません。
確かに、この大きさに写せることは魅力的ですが、テレコン無しで撮ってトリミングするか、素直にシグマの 150mmマクロで撮った方が良さそうです。

となると、あまり使い道が無い、ってことになるのかなぁ・・・（涙）




【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 98mm / F7.1 AE / ISO64 / RAW



【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 190mm / F7.1 AE / ISO64 / RAW



【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 98mm / F9 AE(+0.3) / ISO64 / RAW


それからもう一つ、困ったことがあります。
このレンズ、全然ピントが来ないんですよ。


以前にも書きましたが、ツツジのシベにピントが来ないレンズなんて、最近では全くお目に掛かれません。
また、すぐ上の写真は、雲にピントを合わせようとしましたが、ピントが行ったり来たりで、合う気配もありません。

仕方なしに MF で合わせましたが、最近のレンズなら雲にでもピントは合いますよ。


いや、もしかしたら Z7II の AF性能のせいもあるかもしれませんが、恐らくレンズのせいだと思います。
また、テレコンを付けたから、と言うのもちょっと違うと思います。

今まではタムロンに良い印象しかありませんでしたが、ここにきてどうも信頼できなくなった気がします。



【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 140mm / F8 AE(+0.3) / ISO280 / RAW



【県立美術館】　NIKON Z7II / TAMRON 70-210mm F/4 Di VC USD + TC-X14 / 98mm / F8 AE(-0.3) / ISO64 / RAW