私にとって一日二投稿は珍しいことですが、まだ仕事が忙しい中、今度記事を上げられるのはいつになるか分からないので、ちょっと時間が空いた今、投稿しておくことにします。

今日はD80のみ持ち出して、サンヨンとの相性を確認してきたのですが、一緒に持って行ったSP90を使って、ホトケノザの高倍率撮影も試みました。

高倍率マクロを撮る機材には、いくつかの選択肢がありますが、今日はKENKO製のエクステを使いました。
KENKOのエクステは、チューブ長が12mm、22mm、36mmの三種類が有りますますが、今日は三つ全部を付けてみました。
エクステを付けた場合の倍率計算法を知らないのですが、最短撮影距離での露出がエクステ無しと比べて約三段落ちだったことからすると、倍率は2倍以上ありそうです。

このような高倍率だと、普通は三脚を使うところでしょうが、面倒くさいので手持ちです(笑)
そもそも、地面すれすれまで下げられる三脚など持っていませんし。
とは言え、さすがに普通に手で持って撮ったのでは、ブレが酷いしピントは全滅。全然写真になりません。
そこで、地べたに腰を落とし、あぐらをかいた両膝に両肘を乗せて安定させます。
SP90の手ブレ補正は非常に良く効くので、この方法を使えば、手ブレに関しては全く問題になりません。

後はピント。
当然、チューブを三つも付ければAFは効きません。(場合によってはAFが効くことも有り)
D80のファインダは見やすい方ですが、それでもD4と比べられる程ではなく、慎重に何枚も撮ることになります。

また、被写界深度がとてつもなく狭くなるので、絞り込みが必要です。
となると、定常光だけでは露出が足りず、フラッシュ無くしては撮れない、と言うことです。

そうやって撮ったのが、次の写真です。


DSC_1780
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / 内蔵フラッシュ / JPEG


この写真は、内蔵フラッシュにディフューザ(影取ジャンボ)を組み合わせて、ほぼ最短撮影距離で撮りました。
写真全体に優しい光が回っているのが自慢です(笑)

ちなみに、EXIF上の絞りはF16。
NIKONは実絞り表記なのですが、エクステを付けた場合の露出倍数は絞り値表示に加味されません。
と言うことは、SP90は等倍レンズ(等倍時に絞り表示は二段落ち)ですので、被写界深度はF8相当と言うことです。
ホント、ピントが薄いですねぇ。


DSC_1790
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / 内蔵フラッシュ + SB-R200 / JPEG


ちょっと色気を出し、シズル感を出してみました。

な~んちゃって(爆)
実は大したことはしていません。
内蔵フラッシュに加え、小型のリモートフラッシュを花の向こう側に置き、こちら側へ向けて発光させているのです。
ちなみに絞りはF16(EXIF上)です。

リモートフラッシュの位置や設定を試行錯誤で何度も調整したとは言え、フラッシュをたった1灯追加しただけで写りに立体感が出て、花の活き活きした生命感を感じられるようになったと思います。

D80は中級機の位置づけなので、外付けフラッシュのリモート発光が可能なところがです。
実は今、新しいDX機の導入を考えていて、なるべく安い機種を、と思っているのですが、中級機以上でないとリモート発光に対応していないのがネックなのですよ。



CSC_1802
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / 内蔵フラッシュ + SB-R200 / JPEG


一つ上の写真では、ピントを花の下部に当てたので、今度は上部の蓋(笑)に当ててみました。
こちらは、絞りF32(EXIF上)で撮りました。
D80は1,000万画素機ですが、花上部の毛の写りなどを見ると、繊細とは言えないものの十分な解像感ですね~。


このように、素人ながらも色々と工夫して小さな花を撮ることは、私にとってとても楽しい時間です。


DSC_1818
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / 内蔵フラッシュ + SB-R200 / JPEG


高倍率撮影の場合は、当然失敗も多々ありまして、こちらは何度やってもピントが合わず、その内に根負けして諦めました。

レンズ前10cmの小さな被写体を、息を止めながら身体の微妙な動きでピントを探る・・・
好きなこととは言え、確実に命を削っていると思います(笑)



DSC_1720
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / JPEG


DSC_1708
【鳥坂】 NIKON D80 / TAMRON 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD / JPEG


それにしても、D80の色は「腰がある」色ですね。
色の濃さの割に濁りが無い・・・簡単に言うと、濃い色が黒くないのです。

FUJIの色も良いけれど、D80の色もこれまた花マクロに向いている色だと思いますね~。