SONY さん、またまたやってくれましたね~。



昨日の夜、今日の撮影の準備のため、バッテリをチェックしました。
カメラに縦グリを付けていたので、縦グリ内にバッテリが2個入った状態です。
前回カメラを持ち出した時は、そこそこの枚数を撮ったため、どちらかは結構減ってるんじゃないかな。



IMAG0223
(たまにカメラを撮ると、毎回アイピースがすごく汚いのはなぜ?)



う~む、微妙な残量。
α7R4 のバッテリは持ちが良いので、このままでも明日一日くらいなら大丈夫だろうけど、まぁ、一応充電しておくかな。

そう思った私は、バッテリを取り出して充電器に差し込み、そのまま寝てしまったのです。


ここまでが、昨夜の出来事。
そして今朝。

当然、充電器のバッテリはフル充電です。
バッテリを縦グリに入れ、いそいそと出かけたのですが・・・



撮影地に着き、カメラのスイッチを入れた私。

あれ?
バッテリが充電されてないじゃん!
なにゆえ~?



勘の良い方ならお分かりかも。
昨夜、カメラの液晶画面(上の写真はイメージです)を見た私は、充電されていないバッテリは、スロット1に入っている方だと思い込んでしまったのです。

だって、バッテリのイラストが上下に並んでいて、充電が必要なのは上の方だったから。
この表示なら、誰だってスロット1が充電対象だと思うでしょ?

どうやらこのおバカさんカメラは、2つのバッテリの内、現在使用中、もしくは残量の少ない方を上に表示する仕様のようです。


試しに、2つのバッテリを入れ替えてみると・・・



IMAG0220




・・・あのですね、バッテリ残量表示って、何のためにあるのか分かってますか?
もちろん、あとどの位撮れるかを知り、必要ならバッテリ交換の準備をする、ってことですよね。

縦グリ付けてバッテリを2つ積んでいるのだから、我々のような素人だったら、1個が放電してもそのまま使い続ければ良いけれど、仕事で枚数を撮るプロ、とりわけスポーツやレースを撮っている人、そんな人達は、バッテリを交換している暇が無い事態を考えて、少しの空き時間を見つけ、早めにバッテリを交換している人も沢山いると思うのですよ。

で、いざ交換となったとき、2つのバッテリの内、どちらが交換対象か、パッと見て分からなきゃいかんでしょ?
一々、イラストの隣のスロット番号を確認せずとも、上下位置で判断した方が、誰が考えたって合理的です。
それなのに、イラストの位置が残量に合わせて変わるなんて、なんて余計なことをしているのでしょうか。
過ぎたるは及ばざるがごとし、って言葉、知ってます?

私的には、そんな仕様はありえん!
ぜ・っ・た・い・に・あ・り・え・ん・ゾ




今日は幸いにして、大した枚数を撮らなかったので問題無かったのですが、もしこれがですよ、千載一遇のチャンス、例えば、1メートル先にいるカワセミの頭にトンボが乗っかっていて(実際、このような写真を見たことあります。あれは見事だった!)、さらにトンボの上にアサギマダラが乗ってオシッコしてる、なんて状況に巡り会って、もう夢中でシャッタを切り続け、気が付いたら何千枚も撮ることになっていたら、バッテリが切れちゃう可能性だってあったのですよ。

もしそうなっていたら、絶対許さん!
訴えてやる!!


ま、もしそんなに撮っていたら、バッテリ切れより先に 64GB × 2枚のSDカードが一杯になって、どのみち撮れなくなってましたけどね(笑)



このようなこと、ちょいちょいあるようですね、SONY さん。
他にも色々ありそうなので、これからも見つけるたびにネチネチと絡みますから、どうか楽しみにしていて下さいね、うふ。

それにしても、試作機を貸し出したとき、プロの方から指摘はなかったのですかねぇ。
そこがとっても不思議です。