α7R4用に買った4本のレンズが、いずれも素晴らしい画を出してくれるので、SONY へ移行した選択には、今のところ満足しています。
ところが、やはり色々と出てくるのですよ、カメラに対する不満が。



20200201-_DSC0710
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F11 AE(+0.7) / ISO200 / RAW



まず、これだけはどうしても納得いかないのが、シャッタ速度の上限。
電子シャッタを積んでいるくせに、なんで 1/8000 なの?
出し惜しみしないで、もっと高速シャッタ切らせてよ!
F1.4 とか F1.8 なんてレンズを買っちゃた身としては、どうにかして欲しいのです。
特に135mm F1.8 なんて、フィルタ径が82mmmもあるので、NDフィルタだって高いんだろうなあ。

あと、これはまぁ大したことではありませんが、サイレントモードでシャッタを切るとき、X-H1 みたいに小さな「チッ」って音を出して欲しいのです。
実はあの音、大好きなんですよ(笑)
α7R4 のサイレントモードは、シャッタ音が出ないものだから、何となく拍子抜けしちゃうんですよね。
連写なんかしようものなら、全然写真撮った気がしませんから。



20200201-_DSC0723
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F2.8 AE(+0.3) / ISO100 / RAW


二番目。

フォーカスポイント表示枠の線が太すぎる!
このせいで、花のシベ1点にフォーカスポイントを合わせることが、ちょっと難しいのです。
まぁ、拡大AF を使えば良いのですが・・・

ところで、昨日じっくり試したところ、α7R4 のファインダは、拡大表示しなくてもシベがクッキリ見えるので、拡大せずに MF で撮っても、そこそこピントの歩留まりが見込めました。
こりゃ、大変結構。
大変結構ではありますが、どうやってもフォーカスポイントを消せないので、ピントを見やすくするために、フォーカスポイントをどこか別の場所へ移動させなくてはいけません。
でも、その後に拡大AF を使うかもしれないので、MF で撮るときもフォーカスポイントはピント位置にキープしておきたいですし。

枠の線、ファームアップで細くなりませんかね?
ついでに、どこかのボタンに枠を消すカスタムセッティングを割り振れるようにして欲しいなぁ。




20200201-_DSC0701
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F2.8 AE(+0.3) / ISO100 / RAW


三番目。

液晶モニタのコントラストが高すぎる!
お陰で、撮った画が暗すぎても OK だと思っちゃうのです。
まぁ、ファインダはそこそこ信用できる(=撮った画像と同じようなコントラスト)感じなので、良いっちゃ良いのですが・・・

また、液晶モニタの輝度設定には「屋外晴天モード」ってのがあって、このモードをあらかじめ手で設定しておけば、室内で見たら目が眩むほど、モニタの輝度が上がります。
これはこれで、実際に屋外でとても見やすいので良しとしますが、あのですね、そんなことは自動で切り替えて下さい。
屋内と屋外を行き来するたびに、一々手動で切り替えなきゃいけないなんて、非常に面倒くさいゾ、と。



20200201-_DSC0696
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F2.8 AE(+1.0) / ISO100 / JPEG


四番目。縦グリについて。

煙突形は嫌!
付けたり外したりが、非常~に面倒くさいです。
買うときに煙突形だと気が付いたのですが、どうせずっと付けっぱなしだから、と、納得して買ったものの、α7R4 のバッテリは持ちを良くするためか、ミラーレス機にしては重め。
それを二つも入れるもんだから、結構重たくなるのです。
なので、使うレンズによっては、縦グリを外して使いたいのです。

煙突型じゃなければ、本体内に一つだけバッテリを入れ、縦グリ内には入れない、と言う使い方もできますし、小型化だって期待できます。
やりゃあ出来ると思うんですけどねぇ。



20200201-_DSC0764
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F8 AE(+0.7) / ISO400 / RAW


四つ目。電子先幕シャッタ。

シャッタタイムラグが減るのと手ぶれ防止の観点から、やはり常時ON にしておきたいですよね。
ところが、ご承知の通り、高速シャッタではボケが欠けてしまうのが、困ったちゃんです。
デフォルトで電子先幕シャッタを指定し、一々撮る前にシャッタ速度を確認し、メカシャッタに手動で切り替える、な~んて、そんなことはとてもやってられません。

X-H1 では、電子先幕シャッタを指定しても、高速シャッタ時は自動的にメカシャッタに切り替わる仕様でした。(と言うか、そう言うモードがある)

FUJIFILM に負けてますな、SONY さん。




20200201-_DSC0742
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F7.1 AE(-0.3) / ISO400 / JPEG



ここから先は、ちょっと言いがかりの感が強いかも(笑)


六つ目。ヘルプガイド。

α7R4 に付属するマニュアルは、だいたい全ての機能を網羅しているので、一通り読めば普通に撮影はできますが、個々の機能を詳しく知りたい場合は、ヘルプガイドを見よ、ってことになってます。
ところが、このヘルプガイド、製品に同梱されておらず、PDF をダウンロードして見てね、と言う形を取っています。
そこで、早速ダウンロードした私は、全ページを印刷したのです。

今の若い人なら、そのまま PC やスマホで見ることに抵抗はないのでしょうが、私はやはり印刷したもので見ないと、頭に入ってこないのです。そもそも、仕事が印刷デザインだし(笑)
ところが、ヘルプガイドは、全部で何と!700ページ近くあって、仕事用の XEROX プロダクションプリンタで刷ったので、紙代とインク代で一万円以上掛かってしまいました。

まぁ、快適にカメラを使うためには、仕方がありませんね。

ところが、ですよ、PC やスマホでの閲覧を前提としているためでしょうか、目次ページの各項目にハイパーリンクは付いていても、実際のページ番号が印刷されていないのです!

・・・こりゃダメだわ。


20200201-_DSC0705
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F5.6 AE(+1.3) / ISO100 / RAW



ラスト。マイメニュー設定。

SONY機のメニュー構成は、全然ダメだと聞きます。
α900 を使っていた時は、特にメニューに不満は無かったんですけどね。
あ!α900 は、今のカメラほど、機能が豊富になかったからか!(笑)
まぁ、メニュー構成については、色々な方が述べられているので割愛します。
私が言いたいのは「マイメニュー設定」です。

よく使うメニュー項目を、マイメニューとして登録出来るこの機能、インチキ臭い通常メニューを使わなくて済むので、大変便利に使っています。
でも、便利なのは使うときで、設定が非常に面倒くさかった。

私は今まで使ったカメラでも、このマイメニューを使ってきました。
で、その時と同じように、何の疑いもなく、メニューを端から参照し、マイメニューに登録する項目を片っ端から指定していきました。
そして、抽出が終わった後、無作為に並んでいるマイメニューの項目を並び替えて、使いやすくしようとしたのですが・・・

あのぉ、ページ間の項目移動が出来ないんですけど。

α7R4(と言うよりSONY、か?)のマイメニューは、全部で3ページ5ページ(各ページ6項目)用意されていますが、ページ間の項目移動が出来ない仕様のようです。
※誤りを訂正しました(2020/02/17)

チッ。面倒くさいねぇ。



20200201-_DSC0709
【清見潟公園】 SONY α7R4 / SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS / F8 AE(+1.0) / ISO100 / JPEG



あ!大事なことを忘れてました。

クリエイティブスタイルに、ハイライトやシャドーを指定するサブメニューがない!
これはイカンでしょ、さすがに。

なにやら、「ピクチャープロファイル」と言う、怪しげな設定項目があるようですが、マニュアルによると「映像クリエイター向け」と書いてあります。
私は映像クリエイターなんかじゃないから、使うな、ってことね。
それでも、ちょっと興味があったので、詳細を見ようとしたら、ヘルプガイドを見ろ、と。

だったら、ジジイのために目次にページ番号振れよ!(笑)




まだまだ言いたいことはありますが、まぁ、ぶつくさ言っても仕方ないので、このへんで止めときます。

色々言いたい放題でしたが、実は結構気に入ってますよ~、α7R4。