以前から欲しかった、FUJIFILMの広角レンズを買ってみました。
「16mm F1.4」と言うスペックなので、35ミリ換算で24mmですから、もしかしたら標準レンズと言っても良いのかも知れませんけど。

ここのところ仕事が忙しくなったため、買ってはみたものの出番がなく、実質今日が筆下ろしとなりました。
が・・・いやはや難しい。

最初、ファインダを覗いたときは、「ひ、広い・・・」
長めのマクロレンズを常用している身としては、ファインダに広がる世界が広すぎて、どう撮って良いのか、皆目見当が付きません。
まぁ、相当寄れるレンズですので、とりあえず近寄ってみましょうか。



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【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F2 AE(-0.3) / ISO400 / RAW(PROVIA)



いやはや、マクロレンズ顔負けの寄りっぷり。
それでいて、ピントの深さがナ~イスです。これで何と、絞りは F2 ですよ。
こりゃ楽で良いわ(笑)

とは言え、画角が広すぎて、どう撮ってもしっくりきません。
画面内の情報が多すぎるので、あれこれ考えて撮らないと、散漫な写真になりそうです。



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【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F5.6 AE / ISO400 / RAW(PROVIA)



バッグにひっついた小さなガも、この位の大きさに写せれば満足です。
とは言え、記録写真的になってしまうのは、まぁ仕方がないですね。

本当は海野和男先生のように、チョウなどの大きな虫を近寄って環境と共に写すのが目的で購入したレンズですが、残念ながら今日はチャンスに恵まれず、撮れた虫はこの子だけ。
次回に期待、です。




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【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F2 AE(+1.3)  / ISO400 / RAW(VELVIA)



太陽をもろに入れた写真ですが、F2でこれだけ写れば文句なしです。
フレアは出ますが、コントラストが低下していないので、作品作りに向いているレンズですね。
私は、「作品」なんてものは撮れませんけどね(爆)




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【駿河区・畑守神社】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F16 AE(+1.0) / ISO400 / RAW(VELVIA)



最大絞りはF16。
距離によって、背景のボケが汚くなりますが、そう言うものでしょうね。
それ以外、特に画質の低下は分かりません。

前述したように、昆虫に接近戦を挑む場合、絞り込んでの画質低下が無いことは、とても有り難いです。




_DSF0104
【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F2 AE / ISO400 / RAW(VELVIA)



望遠レンズを使うときでも、ファインダを覗いて隅々まで目を配るのはとても大変。
パソコンで見たとき、予期せぬ写り込み(と言っても、自分が気付かなかっただけですが)に愕然とすることもしょっちゅうですが、広角レンズとなると、いやはや、もう大変です。
水平は取れないは、切り取る範囲がしっくり来ないはで、自分の下手さが再認識できますね(笑)



_DSF0209
【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F3.2 AE / ISO200 / JPEG(VELVIA)



_DSF0214
【日本平】 FUJIFILM X-H1 / XF 16mm F1.4 R WR / F2.2 AE / ISO400 / JPEG(VELVIA)



10万オーバのレンズだし、評判も悪くないようなので、きっと良いレンズなんでしょう。
でも、結局のところ私は、中望遠のマクロレンズが一番しっくりきます。

広角や標準レンズを使いこなしたいという欲は持ってはいるので、ズームを中心に今まで何本か買ってはみたものの、結局使いこなせずすぐ売ることを繰り返していました。
今度こそ、と思って買ったレンズですが・・・

まだ少ししか使っていませんから、まぁ、もう少し使ってみて、使いこなせる自信が湧かなかったら、やっぱり早めに手放そうかな~(笑)