X-T1 しか知らなかった私が、ここのところ X-H1 を使うようになって感じたことを書いてみます。
大したことじゃ無いんですけどね。


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【鳥坂】 FUJIFILM X-H1./ XF 80mm F2.8 R LM IOS WR Macro / F2.8 AE(+0.3) / ISO200 / RAW



●VELVIA の描写が変わった?

X-T1 に比べ、VELVIA の描写にパンチが感じられなくなった気がします。
簡単に言うと、コントラストが落ちた感じなのです。

多分、表現出来る階調が広くなって、ハイライトやシャドーに余裕ができたんじゃないかと思っています。
X-T1 では-2~+2までの5段階しか調整幅がなかったハイライト/シャドートーンが、X-H1 では-2~+4の7段階に広がっていますから、より白飛びや黒潰れしにくくなった、って事なんでしょうね、きっと。




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【船越堤公園】 FUJIFILM X-H1./ XF 80mm F2.8 R LM IOS WR Macro / F2.8 AE(+0.3) / ISO200 / JPEG(VELVIA)



●手ブレ補正は良く効くけれど・・・

オールドレンズで遊んでいると、予想以上に手ブレ補正が良く効いている印象です。
しかし先日、タムロンの銘ミラーレンズ・SP500 を付けて試し撮りをしましたが、オリンパスの方がより効いている気がしました。

もっとも私は、E-3 を使っていた頃から、オリの手ブレ補正に絶大な信頼を寄せていますので、バイアスが掛かっているかも知れませんけど(笑)



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【船越堤公園】 FUJIFILM X-H1./ XF 80mm F2.8 R LM IOS WR Macro / F4 AE(+0.3) / ISO400 / RAW



●80mmマクロって、もしかして・・・

とても良く写るレンズなのですが、大きくて重いのがちょっとねぇ。
どうしてこんなに大型にしちゃったのでしょうか。
いくら手ブレ補正が入り、AFモーターも奢っていると言っても、焦点距離が60mmマクロと20mmしか違わないのに、これほどサイズが違うなんて。
値段も相当違いますけどね(笑)

ん?
このレンズ、フルサイズのイメージサークルをカバーしてるんじゃないの~??
ひょっとして、とうとう出るのか、フルサイズ機???

ペンタックスがフルサイズを出した時、対応する純正レンズが無いじゃん、と言う話しになりましたが、どっこいマクロレンズに関しては、100mmマクロが最初から対応済み(正確に言うと、フィルム機時代の設計をベースにしていた、って話しですけどね)だったことを思い出しますね。




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【船越堤公園】 FUJIFILM X-H1./ XF 80mm F2.8 R LM IOS WR Macro / F3.2 AE / ISO800 / JPEG(VELVIA)



●バッテリが全然持たない!

またまた文句になっちゃいますが、とにかくバッテリが持ちません。
ブーストモードにしていると、だいたい150枚くらい撮ると1つ使い切ります(驚)
バッテリは、本体内に1個、縦グリ内に2個搭載できますが、1日ずっと出かけるのなら、いったい何個の予備を持って行けば安心なのか、考えただけでも頭が痛くなります。

本体の購入と同時にとりあえず予備を1個買い、その内にキャンペーンでさらに1個送られてくるはずですが、全部で3個ではとてもじゃないけど心許ないのです。
X-T1 用のバッテリが2個ありますが、こちらは旧仕様。
一応、X-H1 でも使えるようですが、こちらを使うとさらに消費が激しくなるらしいので、思い切って2個を追加注文しときました。
1個が7千円くらいするので、予備バッテリだけで2万超え・・・ありえない出費です。

まさか FUJI さん、バッテリで儲けようとしてませんよね?(笑)



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【船越堤公園】 FUJIFILM X-H1./ XF 80mm F2.8 R LM IOS WR Macro / F8 AE / ISO400 / RAW
※富士の山肌の描写が凄いことになってます。恐ろしいレンズです。



以上、FUJI だけに富士の写真で記事を締める、いなきちでした、まる。